CASE STUDY

事例

株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)

MEMBER:
首都圏第4事業部 工事課 課長 杉山寛弥様

同じ家は、つくらない。 お客様に世界で一つの理想の住まいを

目次

株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)様は、住宅・不動産・建築を中心にその周辺事業を展開するメルディアグループの親会社として、「同じ家は、つくらない。」を約束に一棟一棟コンセプトのある住宅をご提供されている分譲住宅、ノウハウを活かした設計自由性で叶えるデザイナーズ注文住宅を取り扱っています。土地の仕入れから企画、設計、施工、アフターメンテナンスまでを、すべて自社で一貫してプロデュースされており、お客様の更なる満足を目指し、長く安全に暮らせる住まいをお届けされているビルダー様です。今回、首都圏第4事業部の工事課課長、杉山寛弥様に住宅の維持管理に関する考え方、今後の住宅業界について、お話を伺いました。
(写真左:株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア) 杉山寛弥様、写真右:IG メンテナンス事業部法人課課長 美和有輝(インタビュアー)、写真右:IG 寺澤)

株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)様について

分譲住宅でも唯一無二の家を、お客様の理想のために。

IG美和
株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)様について 教えてください。
杉山様
当社は、創業当初から「同じ家は、つくらない。」というコンセプトを貫き、設計・プランニングにこだわって、高いデザイン性と高い居住性を兼ね備えたオンリーワンの住まいづくりを目指しています。グループのコア事業は戸建分譲住宅の供給となり、供給数は首都圏・中京圏・関西圏を中心に年間2千棟を超えました。お客様の想いを実現し、お客様と共に地域・社会の方々へ心の安らぎを与えられるような住宅を追求することが私たちのテーマです。
IG美和
分譲住宅を事業の中心としながら、デザイン・設計に注力されているのですね。
杉山様
そうですね。当社は土地探しからアフターメンテナンスまで自社一貫体制を行っています。土地の仕入れからプランニング・設計をすべて自社社員で行うことで、その土地に最適なデザイン・プランニングを実現しています。三株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)の家づくりは、営業・設計・施工の各担当者が現地を確認するところから始まります。それぞれが、その場所の日当たりや眺望、隣地状況、街並みの雰囲気を直に感じ、未来の住まい手のライフスタイルを思い描くことで世界にたった一つの家づくりを行っています。

会社として注力していること

「愛」でお客様とも社員とも向き合う

IG美和
会社として注力している点はどのようなことでしょうか。
杉山様
建物に関して注力している点は、国産材の普及の促進です。構造材の95%は国産材を使用しています。地球全体を見た大きな取り組みではありますが、お客様としても金利の優遇を受けられるので、そういった面でも還元できていると思います。
社内的には「愛があればルールはいらない」というスローガンを掲げています。ガチガチに固めているよりも相手のことを想いながら仕事をすればうまく回っていくだろうという考え方を会社の中でも共通認識として持っています。
IG美和
素敵な考え方ですね。「愛」をキーワードとしたスローガンの浸透でお客様に対する接し方で変わった部分はありますか?
杉山様
根本的な部分になりますが、お客様を見て仕事をするということを、より大切にしています。
今までは棟数を伸ばすことや工期についてなど数値としてみている部分がありましたが、お客様に良い家を引き渡すことが第一優先です。
評価制度も変わりました。棟数を建てた、工期が縮まったということではなく、お客様の満足度を重視した評価制度になりました。

首都圏第4事業部 工事課 課長 杉山寛弥様

維持管理に関する考え方、お客様との向き合い方

いつまでも理想の住まいの感動が続くように

IG美和
維持管理の考え方についてお聞かせください。
杉山様
やはり住宅は大きい買い物です。お客様に最善のものをお届けしたい。その中で、家をご購入された後でも安心して快適に暮らせるようなサポートは必須です。最近の取り組みですと、「住まいのQ&A」という冊子を作って、建具の調整やクロスについてなど、よくあるご質問をまとめたものを引き渡し時にお渡ししています。保証期間や、メンテナンスについて目安となる修繕費用なども書かれていて、お客様ご自身で見通しの立つ住まい管理ができるようにしています。10年以降のメンテナンスの対応もグループとして対応できる体制を整えています。
IG美和
お引き渡し後のお客様の安心のために、弊社としても今後もぜひご協力させていただければと思います。
杉山様
そうですね。IGさんの点検は、本来我々がやりたいようなところをフォローしてくれているのでとても助かっています。「住まいは経年進化する」というビジョンを聞いた時は、「新しい視点だな」とハッとさせられました。住宅は消耗品なので、どうしても経年劣化が当たり前で、お客さまにも仕方ないことと、理解してもらっています。そのような概念の中で「劣化」ではなく「進化」のためにアップデートしていくという感覚が普及していったら、お客様が嫌な気持になることも少なくなるのではないでしょうか。
IG美和
共感いただきありがとうございます。このような文化を広げていくことで住宅業界も少しは変わってくるのではないかと考えています。私たちだけでは限界がありますので、是非一緒に、お客様にお伝えしていけたら幸いです。
杉山様
IGさんの方で定期メンテナンスの現場で実際お客様が色々体感された後のご意見や情報をフィードバックしてもらって、より、いい家を提供していきいたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今後の住宅業界について

お客様を見て「何がいいか」をお客様より考える

IG美和
最後に今後の住宅業界について思うところをお聞かせください。
杉山様
業界としては、資材高騰や金利の上昇で暗い部分もありますが、住宅が欲しいというお客様は一定数いらっしゃいます。高い安いではなく、高いという風に感じさせない住宅を作り出せるか、品質やデザイン性を追求していって「高くないね、この商品は」と感じていただけるようなものを提供できれば、業界としても盛り上がっていくはずです。住宅業界がしぼんで行かないためにも、差別化や、お客様を見て「何がいいのか」をお客様よりも考えることが大切だと思っています。常にお客様ファーストで「同じ家は作らない」を実現していきます。

株式会社三栄建築設計(現:株式会社メルディア)

所在地
東京都新宿区
設立
1993年9月29日
代表取締役
菊池 健太
事業内容
戸建分譲事業 注文住宅・請負事業 賃貸収入事業
WEBサイト
https://san-a.com/

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